ちょっと聞いて おすすめ
●茶碗蒸しを手軽に作りたい
レンジで簡単にできる茶碗蒸しの作り方を教えてください。1度試してみましたがうまくできませんでした。
(宮崎県 T.H)
電子レンジでなめらかな茶碗蒸しを作るには、耐熱性のバットに蒸し茶碗を入れて湯を張り、アルミ箔でふたをして穴をあけ、レンジ弱で…と、結構手間がかかるうえ、作る量によって加熱時間も微妙な調整が必要です。蒸し器を使わず手軽に作るなら、地獄蒸しがおすすめです。
深さのある鍋にペーパータオルを敷いて湯を1〜2cm張り、蒸し茶碗を入れて強火で3分、弱火で10分蒸します。このとき鍋のふたに箸1本をはさんですき間をあけ、蒸気をほどよく抜くとスが立たずなめらかに仕上がります。
短時間で仕上げたいなら、熱いだし汁を使うのも手。卵液が温まっている分、早く火が通ります。このとき、熱いだし汁にとき卵を加えると、かき玉になってしまうので、とき卵にだし汁を少しずつ加えるようにしましょう。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●ほうれんそうのアクが抜けない
ほうれんそうのアクが気になります。水にさらしているのですが、舌にザラザラした感じが残ります。
(京都府 M.U)
しっかり水にさらしているのでしたら、ゆで足りないのかもしれませんね。ゆでることによってアクが湯に溶け出して抜けるので、あと1〜2分長めにゆでてみましょう。あるいは、ほうれんそうを食べやすい長さに切ってからゆでてもいいでしょう。冬場のほうれんそうは茎が太くて栄養価も高い分、アクもあります。ざく切りにすることで切り口からもアクが出ます。
たっぷりの熱湯を沸かし、火の通りにくい根元から入れ、ひと呼吸おいて茎、葉、葉先と入れてゆでます。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●かす汁の作り方を
酒かすをたくさんいただきました。おいしいかす汁の作り方を教えてください。甘酒の作り方もお願いします。
(京都府 T.I)
酒かす(板かす)は、そのままではかたくて扱いにくいので、まとめて柔らかくしておくと、すぐに使うことができます。 板かす500gは適当な大きさにちぎって耐熱ボウルに入れ、水1カップを加えてなじませ、ラップをして熱くなるまで電子レンジにかけます。すり鉢に移してすりこ木などで少しずつ柔らかくのばすか、フードプロセッサーにかけてペースト状にします。かすによって水分量が違うので、水は様子を見ながら加減し、ぽってりするくらいにします。粗熱がとれたら密閉容器に入れて冷蔵保存。この状態で3カ月から半年は日もちします。
かす汁はお好みの具で。旬の白菜や大根、彩りににんじんなどを小さく切って用意し、味だしにさけ、豚肉、鶏肉なども組み合わせて、だし汁で柔らかくなるまで煮ます。みそ汁の要領で、みその半分を酒かすにしてとき入れ、ひと煮したらでき上がりです。
甘酒は本来は柔らかめに炊いたご飯と米麹を発酵させて作りますが、ペースト状にした酒かすにお湯と砂糖を加えれば、手軽に甘酒風のドリンクができます。お湯の代わりに牛乳でのばしてもおいしいもの。仕上げにおろししょうがを加えるとかす特有のクセがやわらぎ、さわやかな飲み口になります。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●節分の豆を料理に使いたい
毎年2月3日は神社の豆まきに参加しますが、いただいた豆がいつも残ってしまいます。料理に使えませんか?
(福岡県 S.I)
大豆は栄養価が高いので、積極的にとりたい食材。私のおすすめは「いり大豆ご飯」です。
●いり大豆ご飯
1. 米2カップは洗って普通に水加減し、水1/2カップを足して、昆布10cmを加えておく。
2. にんじん1/3本は角切り、しょうが1かけはせん切りにする。
3. 1の昆布がしんなりしたらとり出して1cm角に切り、いり大豆約1カップ、2、ちりめんじゃこ大さじ4、酒大さじ2、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/2を加えて炊き、さっくりと混ぜる。
孫たちも、喜んで食べます。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●みかんを料理に使いたい
箱買いしたみかん。そのまま食べるだけでなく、料理に使ってみたいです。おすすめレシピを教えてください。
(千葉県 S.A)
みかんはやはり、フレッシュがおいしいので、サラダがおすすめ。皮をむいて筋をとり、実は4つ割りにして、薄皮ごといちょう切りにします。皮も柔らかいので利用しますが、白いわたは口あたりが悪いので表皮だけをそぎ、せん切りにして加えます。
●白菜サラダ
白菜の茎は繊維に添ってせん切りにし、塩をしてしんなりさせ、水気を絞ってマヨネーズとヨーグルトであえます。せん切りにした白菜の葉と、みかんの実、皮を加えてざっくりと混ぜます。
●にんじんサラダ
にんじんは拍子木切りにしてかために塩ゆでし、砂糖、オリーブ油、レモン汁をからめます。みかんの実と皮を加えて混ぜます。
ざっくりちぎったレタスと合わせたサラダもおすすめ。柑橘系の香りがさわやかで、彩りもきれいです。
皮はゆず皮のように、おすしに散らしたり、煮ものの天盛りにしてもよいでしょう。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●きんかんの保存食を
きんかんがたわわに実りました。手軽にできる保存食はありますか? 
(山梨県 A.O)
きんかんの保存食といえばシロップ煮ですね。最近のきんかんは苦みや酸みもマイルドなので、私は切り目を入れたり下ゆでせずに、いきなり焼酎で煮ます。作りやすい分量でご紹介します。
1. きんかん500gは洗ってへたをとる。
2. ホーローかステンレスの鍋に1を入れて焼酎3カップを注ぎ、紙の落としぶたをして火にかける。沸騰したら弱火で40分ほど煮る。
3. 砂糖250gに2の煮汁を適宜加えて溶かし、2に加えて、アクをとりながら30〜40分、ゆっくり煮含める。
粗熱がとれるまでそのままさまし、完全にさめたらふたつきの容器に入れて、冷蔵庫で保存します。アルコール分は飛んでいるので、お子さんでも大丈夫。そのままお茶請けにするほか、風邪気味のとき、シロップにお湯をさしていただくと、のどが潤います。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)
●豆腐を使ったデザートを
私も娘も豆腐好き。食卓には欠かせません。お豆腐でデザートもできますか?
(富山県 M.K)
豆腐白玉はいかがですか。水でこねるよりもちもちしておいしく、水加減もラクです。白玉粉に豆腐を練りこむ作業は、お子さんと一緒になさると楽しいですよ。
1. 豆腐小1丁(200g)はボウルに入れ、白玉粉1カップを加えて白玉粉のツブツブがなくなるまでよくこねる。かたいようなら豆腐パックの水を少し加えて柔らかくする。
2. 1をひと口大に丸めて真ん中を少しくぼませ、熱湯に入れる。浮き上がってきてから1〜2分ゆで、冷水にとって冷やす。
これを、すり黒ごまに砂糖と塩ひとつまみを混ぜたものをまぶしたり、コンデンスミルクとレモン汁であえて小さく切った好みのフルーツを添えてもいいでしょう。
(回答/料理研究家・堀江ひろ子)